ままぱんの育児ブログ(仮)

ままぱんと息子べび男の日々を綴ります

お久しぶりの照り焼き

ベビオは1歳と8ヶ月に、私は17歳と131ヶ月になった。


あっっっっっっっ

という間にベビオはベビー感がなくなった。

ひっくり返った虫のように(表現が悪い)上を向いてじたじたしていただけだったのが

ちょろちょろ這ったりドアを開けたり閉めたり
物を出したりしまったりひっくり返したり投げたり破ったりぶっ壊したりと
彼はある程度の自由を手に入れた。


基本、彼ら乳幼児が自由に取り組む活動は、我々大きい人からしたら「いたずら」である。

棚のタオルを全部出す。
はらぺこあおむしのしかけをびりびりに破く。
パズルマットの耳をはがして食いちぎる。
おしりふきを全部ひっぱり出す。
掃除機のごみ溜めポケット(?)を出してゴミをばらまく。

自由なんだから、出すんじゃなくて重ねてくれてもいいのに。
自由なんだから、ページをぺらぺらめくるのを楽しんでもいいのに。

なかなかそうはいかない。
我々が期待する活動は、幼子にとってあまり魅力的ではないのだろう。
そうなると、大人ってなんて魅力的でないことばかりしているのかしら!という気分になってくるが、それは大人なので仕方がない。
それに、きちんと並べたり重ねたりすることに魅力を感じる子もいるらしいし、大きくなるにつれて"規則正しく"とかなんとかそういうことに魅力を感じるようになる人もいるらしい。

片付け下手な母としては、息子に早いとこ規則正しさに魅力を感じるようになってほしいものである。



ところで、息子を最近「ちゅんた」と呼ぶようになった。

生まれてからしばらくは「息子ちゃん」と呼んでいたのだが、なんとなく大きくなってきたのと、髪を切って「ちゃん感」がなくなったのとで、私は息子の呼び名を「息子くん」にシフトした。


関係ないが、先日妹と話をしたとき
「私はお姉ちゃんに『今日からお姉ちゃんと呼べ』と言われたのを鮮明に覚えている」
と言われた。
私も、昔は「名前ちゃん」と呼ばれていたけれどいつだったか私の希望で「お姉ちゃん」に変えた、というのは記憶していた。しかし妹がそんなにも鮮明に覚えていたとは。しかもちょっと不服そうに言われたのでがーんとなった。
よく考えれば、それまで「名前ちゃん」と対等に呼びあっていたのを、いきなり
「今日から姉妹という上下関係をはっきりさせる。そのために呼び方を変えろ」と言われたのだから、無理もあるまい。
というわけでちょっぴり反省しているが、後悔はしていない。私は姉なのだからね!フハハ!


話をもとに戻す。
「息子ちゃん」から「息子くん」にシフトしたことによって、自分ルールvs口の大乱闘である。
自分ルール的には「息子くん」。
でも口は「息子ちゃん」。
結果、「息子ちゅん!!!」と呼ぶ回数がダントツで多くなった。
はじめは言い間違いに笑っていたが、途中から、面倒だから「息子ちゅん」でいいやーと思っている自分がいたことは否定できない。
というわけで、今や名前の部分もなくなり「ちゅんた」である。

名前は親からの最初のプレゼントとか言って名付けたのに、ちゅんた。
名付け辞典を買い、字画を調べまくり、変な意味がないか漢字辞典で鬼のように調べたのに、ちゅんた。
結婚式で「私が両親からもらったもので一番気に入ってるのは名前です!!!」と謎のランキング発表をした母が、自分の息子を呼ぶ名前がちゅんた。


名前とは一体、と思うこともあるが、
小鳥みたいで結構可愛いと気に入っている。
ごめんね、ちゅんた。
「アガーガ(おかーさん)!」って怪獣みたいな名前で呼ばれても、返事、するからね。